薬の飲みあわせってホントにあるの?

薬の飲みあわせを知って、薬の効果をMAXに!

薬には飲みあわせがあるのをご存知ですか?

食物の食べあわせ、そして薬の飲みあわせへ

薬の飲みあわせという言葉が一般的になる前から、食物の食べあわせという概念はありました。
うなぎと梅干は消化不良を起こす、スイカと天ぷらはお腹が冷える、など。
昔の人々は自分たちの経験にもとづいて、体に悪影響を及ぼす食物の組み合わせを伝承してきました。
今では、このような食に関する伝承について、栄養学的見地から悪い食べあわせの科学的根拠を挙げて、それを解消するための具体的な対策も提唱しています。

一方、現代には薬の飲みあわせという概念が存在します。
複数の薬を服用した時に組み合わせが悪いと相互作用が起きて、薬の効果が弱くなってしまう、または強くなりすぎて副作用のリスクがある状態を指します。
これは薬学上の裏付けがある信頼性の高い情報です。
そのため、せめて自分の服用する薬についてだけでも、相互作用を避けるために飲みあわせの情報を事前に把握しておくことが賢明なのではないでしょうか。

薬の飲みあわせが叫ばれるようになった所以

一般的には、病気になると、その病気や症状によって、治療薬と一緒に胃薬や鎮痛剤など、複数の薬が同時に処方されることがあります。
その上、高齢になると体のあちこちに不具合が出て、複数の診療科や病院を横断的に受診する場合が多くなり、その結果として、薬の種類が増えてくるのです。
薬の種類が増えれば同じ薬の重複なども出てきます。
高齢化と医療の進歩によって、こうした状況が進む一方なのは周知の事実でしょう。

そんな中、複数の薬を服用する患者さんから、予期せぬ副作用が報告されるようになりました。
その原因が薬の飲みあわせ、つまり複数の薬の相互作用であることがわかり、飲みあわせに注目が集まるようになったのです。
お薬手帳などで薬局側がすべての処方薬の管理を徹底できていればよいのですが、やはり、まずは自分自身で薬の飲みあわせの知識を持ち、複数の薬や食品等による相互作用を積極的に避けるべきではないでしょうか。


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